根本悠生、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ スプリント選手権に参戦

2023年3月9日
根本悠生プレスリリース

根本が所属するビンチェンツォ・ソスピリ・レーシング及びランボルギーニのモータースポーツ部門であるランボルギーニ・スクアドラ・コルセは3月9日、3台の新しいランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2をファナテックGTワールドチャレンジのスプリント選手権へ投入することを発表。うち2台はシルバーカップへの参戦となり、ドライバーとして根本悠生を起用すると発表した。

2台のシルバーカップのうち、1台はロルフ・イナイヘンと、昨年末にランボルギーニのヤング・プロフェッショナル・ドライバーに選出された2022年イタリアGTエンデュランスカップチャンピオンの根本悠生がドライブ。もう1台は、同じくイタリアGTエンデュランスカップのプロアマクラスにてチャンピオンを獲得したバティスト・ムーランがマーカス・パヴェルドと再びコンビを組むことになった。

VSRとして初のプロクラスへのエントリーでは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのファクトリードライバーであるジョーダン・ペッパーとフランク・ペレーラがドライブ。今年60周年を迎えるランボルギーニにちなんでレースナンバー60を付け、総合優勝を目指して戦う。

VSRは昨シーズン、ファナテックGTワールドチャレンジに初めて参画し、エンデュランス選手権のシルバーカップに2台で参戦。同年、イタリアGTエンデュランスカップでは、総合、プロアマ、そしてチームタイトルの3冠を達成した。この成功は、2021年のインターナショナルGTオープンと2020年のイタリアンGTスプリントでの総合優勝に続くものである。

根本悠生：

「まず初めに、今シーズンも引き続きランボルギーニを代表する名門チームであるVSRで戦えること、そしてこの素晴らしい環境を用意してくれているビンチェンツォ監督とスクアドラ・コルセのジョルジオ・サンナをはじめとするランボルギーニ・ファミリーに感謝致します」

「ファナテックＧＴワールドチャレンジは名実共に世界最高峰のＧＴ選手権であり、そんな選手権へ昨年に引き続き参戦できることをとても嬉しく思います。今シーズンはスプリント選手権へランボルギーニのエースチームとしての参戦となり、2名のファクトリードライバーもチームに合流します。これまでは育成にフォーカスされたチームでしたが、ここからは文字通り結果を求められる環境になるので、より一層ハングリーに戦い、相方のRolfと共にチャンピオン獲得を目指します」

「今シーズンも根本悠生の応援を宜しくお願い致します」

ヴィンチェンツォ・ソスピリ：

「ジョルジオ・サンナとランボルギーニ・スクアドラ・コルセファミリーに、私たちの長く実りある関係の中で次のステップに進むことを許可していただいたことに、心から感謝したいと思います。今年はジョーダン、フランク、そしてロルフの3人が私たちの仲間となり、また長年チームの一員として戦ってきた悠生、バティスト、マーカスの三名と改めて戦えることをとてもうれしく思っています。ファナテックGTワールドチャレンジは世界を見ても最も競争の激しいGT選手権のひとつです。ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのサポートのもと、私のマシンがグリッドに並ぶことをとても誇りに思います」

ジョルジオ・サンナ：

「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセとして、これまで多くの優秀なGT3ジュニアドライバーの成長に貢献してきた名門チームであるVSRとともに、GTワールドチャレンジのスプリント選手権に再び参戦できることを非常にうれしく思っています。2023年の創立60周年を記念してゼッケン60を付けて走るフランクとジョーダンと共に、チームをサポートしタイトル獲得を目指します」

スケジュール：

INFORMATION PDF
日：https://www.yukinemoto.com/info/pdf/BDL-PR-230309.pdf
英：https://www.yukinemoto.com/en/info/pdf/VSR-PR-230309.pdf